こんにちは、POIです。
知り合いの税理士さんに、ポイ活の確定申告について聞いてみました。
Twitterで反響があったので、ブログにも残しておきます。
今回のブログはポイ活の確定申告について。

相談のいきさつ
今までも確定申告はしていました。
最近は稼ぐ額が大きくなってきたので、もう一度見直すことに。

会社にバレたくないなぁ…
たまたま知り合いの税理士さんが開業したので、お祝いを持って相談しに行きました。
僕と同じ「給与所得+副業」のひとの、お役に立てれば幸いです。
あくまで相談なので、税理士さんの言ったことが100%正しいと限りません。僕が勘違いしている可能性もあるので、ご自身でもぜひ調べてみましょう。
ガチ勢は雑所得で計上
国税庁のホームページには、キャンペーンの参加によるポイント取得は一時所得と書いてあります。
ちなみに、マイナポイントも一時所得。
僕はこれを読んで「ポイ活の収入=一時所得」だと思っていましたが、税理士さんからは「一時所得の定義に該当しない」との意見が。
一時所得…営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得

狙って稼いでますよね?

はい。(ぐうの音も出ない)
「ポイント獲得→交換と利用」を継続的にしているガチ勢は、一時所得で考えることが難しいかも。
一時所得は控除額があり雑所得より節税できますが、僕は雑所得で申告することにしました。

マイナポイントは一時所得でOK。
具体的に記載があるマイナポイントは一時所得でOKだそうですが、ほかのキャンペーンで獲得したポイントとの違いがあまりない気もします。
この辺は要調査なので、わかり次第で報告しますね。
疑われる確定申告はしない
僕が気になるのは「税務調査→税額が変更される→所得の情報が会社にバレる」ですが、税務職員は調査対象をどうやって決めるのでしょうか。
税理士さんに聞いてみました。

確定申告書があやしいひとです。
・給与所得とマイナスの事業所得で還付申告
・事業収入が毎年1000万円ギリギリ
・事業収入は超多いのに所得が全然ない
事業所得は雑所得と違い損益通算ができ、事業所得が赤字なら給与所得ぶんの税金を軽減可能。
これを利用した還付申告がどこかのセミナーで広まったらしく、現在は厳しくチェックされるとのこと。

雑所得は出てこないね。
ちなみに「収入-所得」で経費が計算できます。ポイ活は雑所得で、経費にできるのも事業所得ほど多くありません。
雑収入(赤枠)と雑所得(青枠)で金額差が大きくなければ「ちゃんと申告している気がする」という税理士さんの意見でした。

税務調査がくる前提で管理すべき
税務職員は調査を行うのが仕事で、調査した以上は課税の実績を上げたいと考えています。
納税者の観点から見ても、脱税を放置している公務員って微妙ですもんね。

超あやしいひとから調査します。
だからポイ活の確定申告は適当で大丈夫、というのは別の話。「バレないからいい」ではありません。
むしろ調査が来ても困らないように、あらかじめ準備しておくことが大切です。
・クリアした案件の一覧
・領収書や請求書
・証券会社で現金化した際の売買記録
雑所得に帳簿の記録義務はありませんが、調査があれば必要になります。案件を管理するためにも、あるほうが便利。
申告漏れを指摘されて所得額だけを加算されないよう、買いもの系のポイ活では購入履歴がわかるものを保存しておきましょう。
税務調査の連絡後は市役所に相談
もし税務調査がきたら、かならず市役所に相談しましょう。
住民税の情報が会社に伝わることを防ぐためです。
・普通徴収…自分で税金を納付
・特別徴収…会社の給料から天引き
税務調査によって修正する確定申告は、過去の分になります。特別徴収に影響はないと思いますが、念のため相談しておいた方がよいとのことでした。
また課税されてもすぐに納付できるよう、必要な現金は手元に残しておきましょう。
フォロー推奨のポイ活仲間
現役の経理で会計職のうひさんは、確定申告にめちゃんこ詳しいです。
自分で調べてもわからない所は、マシュマロで答えてくれるかも。
本業もお忙しい方なので、配慮しつつ節度をもって相談しましょう。

ちりつもんさんも熱心。
確定申告について問い合わせた結果を、みんなに共有してくれています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は、税理士さんにポイ活の確定申告を相談しに行きました。
まず大前提の部分を固めることができたと思っています。

めちゃくちゃ親切でした。
具体的な確定申告の書き方や案件の管理方法も、僕のレベルが上がればお伝えしていきます。
みんながポイ活でハッピーになりますように!